ホームページの役割とは<その2>
ホームページの役割について前回お話しした続きですが、前回の分をまだご覧になってなければ最初にこちらをご覧になって下さい。
前回は、「コーポレートサイト」、「商品サイト」「ECサイト(ショップサイト)」についてお話ししましたのでそれ以外のサイトについてお話しします。
キャンペーンサイト
・○○周年や○○発売記念などでそのためだけに独自のドメインを使ってサイトを制作し、キャンペーン期間中のPV(ページビュー)を伸ばしてアクセスを獲得する。その後も一定期間は、キャンペーン結果などを公開するサイトとして利用する。
・コーポレートサイトやブラインドサイトとは違ったサイトとしていろんな演出を行うなど自由度が高くなる。
・指標としては、PV(ページビュー)数が主体となる。
ブランドサイト
・企業の方針や自社ブランドに対するイメージやコンセプト、創業者の考え方や思いなどを伝えることにより自社や商品に対して理解してもらうために制作される。
・指標としては、PV(ページビュー)数だが、設定したターゲット層が見ているかを重要視。また、SNSへの拡散や写真などに対するコメントの投稿数なども指標とする。
リクルートサイト
・新卒者や転職者に向けて情報発信する自社の求人サイト。リクルートサイトを制作せずに他社の求人サイトへ掲載したりコーポレートサイト内で求人のコンテンツを掲載してる例が多く見られる。
・指標としては、応募者数や問合せ数ですが企業方針や求める人物像を明確にする内容になっているかということが重要になる。
ポータルサイト
・インターネット上での「入口サイト」「玄関サイト」と考えるとわかりやすい。具体的には「情報の集合サイト」「販売の集合サイト」などがあり、「アマゾン」や「楽天」などが販売の集合サイトなる。
・基本的に利用者は、無料でサービスをうけられる。運営目的は広告事業収益やコンテンツ収益となる。
官公庁サイト
8.官公庁サイト
・国、都道府県、市区町村が住民に向けて情報発信するサイト。このサイトで重要なことは、利用者のユーザビリティーを考えて性別や年齢層に関係なく誰でもスムーズに使えることである。
これら8タイプのホームページですが、1タイプだけのホームページは少なく、複数のタイプを組み合わせたホームページがほとんどです。
・ホームページは運用者(製作者)目線ではなく訪問者目線で見て、操作して、制作・改善していくこと。
・訪問者に「何を伝えるのか」を明確にすることにより、何を指標とするべきかが決まりそれらの数値データーを基に改善を行っていく。
何のためにホームページを制作するのか、あるいは制作したのかを今一度考えてみましょう!