ホームページ制作での落とし穴

ホームページ制作での落とし穴

ホームページやサイトの制作目的は、

1.多くの人がサイトに訪れてもらう

2.商品やサービスを知ってもららう、

3.○○してもらいたい!

などではないでしょうか。

制作にあたってのそこでの落とし穴、つまり間違いやすいことについて話したいと思います。

落とし穴<その1>ターゲットを絞っていない

サイトに「多くの人」が訪れてほしいとして、具体的にはどんな人たちにあなたは訪れて欲しいのでしょうか?

訪れて欲しい人の年齢、性別、職業。生活環境などを考えてみましょう。

例えば、あなたが訪れて欲しい人物像を具体的に想像してその人たちに対して話をしてるようなサイトでなければなりません。
なぜなら、20代と50代あるいは男性と女性によって考え方など当然違ってきますので商品やサービスでの説明する言葉や使用する画像なども違ってきます。

同じ商品やサービスをアピールするにしても年齢や性別などいろんな要因によって受け取り方が変るということです。

落とし穴は『ターゲットを絞らず漠然とサイトを制作している!』ということです。

「うちのお店の商品は、全ての人に向けて売れる商品だから…」いう場合もあります。

それでしたら、年齢別や性別毎に販売状況を分析して売れ行きの悪い層の成果を上げるようにするか、売れてる層をさらに伸ばすのかを考えるか、ターゲット毎に複数のサイトを制作しなければ現状維持か下落していくでしょう。

落とし穴<その2>商品、サービスも絞っていない

ターゲットだけでなく商品やサービスも絞りこまれていないのもよくありません。

「矛盾」という言葉があります。

ある商人が「矛=ほこ(槍のようなもの)」と「楯=たて」を売っていました。

「矛」を売る時には「どんな楯でも打ち破ることが出来る素晴らしい矛だから買いなさい」と言って売り込んでいます。

次に「楯」を売る時には、「どんな矛でも防御することが出来る素晴らしい楯だから買いなさい」と言って売り込んでいました。

それぞれ売れていくのですが、ある時聴衆の一人が「その矛と楯で勝負をすればどうなるのだ?」と尋ねます。

漢文の授業ででてくる有名な話です。

これに似たような表現はよく見かけますし、特にECサイトなどの商品名や商品説明に「一番」「最上級」、などの言葉が頻繁に使われていますが「矛盾」は起きてませんでしょうか?

商品、サービスのタイトルや説明は使用する言葉を慎重に選び絞りこんだ表現にしましょう!

どうしても絞りこめない場合は、グループに分けたり、サイトを分けたりして工夫することが大切です。

一見、簡単そうに感じますが、自分はできていると思っていても第三者からみると意外にできていない場合が多いのが現状です。周りの人に意見を聞いたり専門家にアドバイスをもらうなどして一度ご自身のホームページを見直してみてはいかがでしょうか?

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